スキルDB系サービスに興味がなくなった2つの理由

5/13に開催したコクリエ食堂でした話。

どーもスキルをDBにして組む相手を探すってサービスに最近興味を持てないんだよね、って

ことなんだけど理由がわかってきたので列挙してみる。

「3つの理由」にしたかったけど2つしか思い浮かばなかった。

「2つの理由」はショボイな。 偶数だからか。

 

1.人は変わる

他人のスキルが必要な時って「ルーチンワークで欠員が出た」か

「プロジェクトを実行する際の力不足」のどちらかであって

特に後者はスキルだけでは人を選べない。

いつも要件が変わっていくプロジェクトだと、スキルよりもスキルが不足したときに

適応しようとするかの方が大事だな、と私は思ってる。

目的や仲間のために自分を変えられるか、だね。

この辺がシステムでバッチリ表現できたら見方が変わるかも。

 

2.人は型にはまらない

システムが効率よく「人」を捌こうとすればするほど、サービス提供者が想定している器から

ハミ出た「人の魅力」が表現できない。

神経質とか、子供にやさしいとか、食にうるさいとか、エロいとか、サバサバしてるとか。

「プロジェクトをこなす上でそういうの関係ないよ。スキルだけあれば良いのさ」って人には

DBは便利なんだろうけど

スキルだけあればいい人と、僕は何かしたいとは思わないな。

スキルがあれば誰でもいいんでしょ。

それよか私は「僕と」やりたい人、やってもいい人と組みたい。

 

、、、というのが私がスキル系DBにイマイチ興味を持てない理由です。

コクリエ食堂をやっている理由とも言える。

ご飯を供しながら、「型からハミ出た」お客様の魅力を味わっています。

 

好きな人同士が集まって何か生まれたら、生まれるものなんて何だってえーねん。

サービスだって歌だって食べ物だって良い。

だってお互いを捉えながら生み出す過程が震えるほど気持ちいいんだから。

Mr. Bean is Mr. Being

昨日、3ヶ月受講していた「マメとクルミの朝 2」が終了しました。

カフエマメヒコの井川さんとクルミドコーヒーの影山さんが交替で、

最近気になっていることをお話してくださる集まりです。

 

この集まり、参加するには井川さんとの面談が必要でして 

その時の井川さんの印象は「何考えてるのかよく分からない人」だったのですが 

10回のセッションを通して井川さんが何を大切にしているのかが少し分かりました。

 

一言で言うと Mr.Bean is Mr.Being.  (マメ男は「あり方マニア」だ)

 

井川さんは作るサービスや商品、デザイン、その中で動くお金よりも

周りの人・ハコの「存在」そのものを大事にしている。 

そしてその存在がよりありありとするように働きかけている。 

というのが彼の話を聞いて、お店のお客さんになってみて、

お手伝いとしてお皿を洗ってみて私が獲得した見方です。

 

在るだけでいい。でもありありとしているともっと良い。というのは

以前、西村さんの「かかわり方のまなび方」のパーソンセンタードアプローチの

くだりを読んだ時に心に留まっていた内容でした。

(母ちゃんが非構成エンカウンターグループに参加したことがあるからかも)

 

ただパーソンセンタードアプローチはカウンセリングの世界の話だし、

実経営でそれを体現している人を見たことが無かったので

気付いたときは正直びっくりした。

 

でもよくよく考えてみたら「居心地の良いカフエ」って

偶然そうなっている訳ではなくて「存在を大切にする」という基盤と、

基盤を成立・維持させるためのメニュー・価格・デザイン・

仕組み・仕掛けを高いバランスで保ってるってことなんだよね。

 

もう一つ、この会を通して捉えはじめているのは存在とグルーヴの関係性。

このヒントは会の中で影山さんが「利他性の経済学」を紹介してくださった時に得ました。

 (影山さんは井川さんの話の文脈を読み解いて、

構成しなおして分かりやすく話すのがすごく上手だと思います。) 

スタッフ間、スタッフとお客さんの間で「相手をありありとさせるには、と想像して

自分が行動する」という原則が伝播するとパフォーマンスと快楽が両立する。

自分が欲しいと思った瞬間に相手からスッと差し出されるような

神秘的な時間、グルーヴが生まれる。 

 

例えばお客さんとスタッフだと「きっとカフエが暇であろう」という時間を

見計らってお店に寄ると喜んでもらえる→スタッフはサービスにより気持ちが入る。

お皿洗いと調理場だと特定の種類のお皿が洗い場にたくさんあるってことは

調理場のストックが少ない→コーヒー作る人が不安になるだろうから

予定を変えてこのお皿を先に洗って持っていく、と調理場は調理に集中できる。

こういうことが連鎖すると何というかもうグッときちゃうわけです。(私の場合は。)

 

、、、とまぁ、あんまりまとまっていないし、本当は秘密にしておきたかったんだけど

書かないと眠れないのでまとめと称して書きました。 

この知見は僕と奥さんがやっている

「我が家に集まってご飯を食べて話す会:コクリエ」に

落とし込んでいます。

 

>井川さん、影山さん、マメヒコのみなさん 

本当にありがとうございました。 引き続きのおつきあいよろしくお願いします。

 

5月からは「マメとクルミの夜」として火曜の夜から開催されるそうなので

興味のある方は是非どうぞ。 僕は行けません。

 

「マメとクルミの朝」が半分折り返した、らしい

2月ぐらいから聴講している「マメとクルミの朝 vol.2」が折り返したらしい、です。

 

毎週、質疑応答の時間はあるんだけどうまくまとまらず

一週間、思いを巡らすとコロンと2,3のヒントが転がってくる。そんな時間です。

 

毎週の講義録はこちらにお任せするとして半分折り返しの雑感。

 

井川さんは感覚を素直に表現している感じがする。

ゆえに伝わりにくいんだけど何となく分かる。じんわり残る。

 

影山さんは考えていることを構造化して表現することが上手。

聴衆の意識の向け方も考えて話を構成している感があり、刺さるように残る。

上手すぎて怪しい。

 

相反するようなお二方だけどうまくやっているのは

二人とも「相手」を大事にできるからだなと思います。

能力とか存在とか。

もっとマルッというと「人が好き。」

 

折り返しで残っているキーワードは、、、

  • 人のコストはケチらない。
    ゆえに採算をあわせつつコダワリを貫くためには
    企画段階で自分の時間をふんだんに使う。
  • それぞれはザックリやって、全体のバランスをしっかり見る。
  • 民の経済と共の経済
  • 人は直線よりも不規則な線に安らぎを感じる
  • 自分の心と体は半分は自分のものだけど半分は自然のもの、
    だから一生懸命やるけど、うまくいくかどうかは知ったこっちゃない
  • 志で人は動かない

 

マメヒコ飯店や渋谷店にお伺いして

スタッフの方から受ける印象も凄く役に立っている気がします。

 

表現のために戦っている先輩を目の当たりにすると

私もノウノウとしてられないなと思うのです。

少しづつ変わっていく2012冬

私にとって2012/1,2月は変え始める、変わり始める月になりました。

まずは1月に長女七恵がうまれたこと。
無事に産まれてきてくれて本当に良かった。
息吹と支え合って生きて欲しいです。
お母ちゃんお疲れさまでした。

2つ目は、これは七恵にも関わることだけど平和台から小竹向原に引っ越しました。
貸家に住んでいましたが目が行き届かないことが多いのと
周りの家が更地になって底冷えが予想以上にキツかったのです。
次の家は古ーいマンション。 落ち着いたら餃子パーティやります。

3つ目はマメヒコ井川さんとクルミド影山さんの「マメとクルミの朝vol.2」に
通い始めました。
他にも行ってみたい場所、受けてみたい講義は色々ありましたが
一番意味の分からないものを選びました。
先週井川さんと面談をして、1回目を聴講したけど
昨年1年の取り組みを凄ーく考えさせられちゃった。

アプリはしばらく書かないかもしれない。
書いたとしても親しい人にしか使わせてあげないかもしれない。
グローバルの集合体よりも目の前の人、傍にいる人のことを
考えたり感じたりしたいなと、そんな変化が生まれた2012冬です。

2011年を駆け足で振り返り

最近はtwitterとかfacebookばかりで書き込んで
blogをサッパリ更新してなかったのですが、
2011年も暮れていくので駆け足で振り返り。

1月~2月
している」さんのファシリテーション研修に参加し、
チームを温める技法を学習しました。
特に「振り返り」や「問いの投げかけで場に働きかける」ことは
日常業務やwebアプリのコンセプト決めに役に立ってます。

3月
大震災と原発事故。 
今思うと、これ以降できるだけいつも通り過ごそうとしてましたな。

4月
被災地に行く・行かない、原発を止める・止めないなど
震災前には(見え)なかった人と人の境界がたくさん出てきて
「じゃあお前はどっち派だ?」みたいなのは嫌だなぁと思っていたので
「人が人を想う時間を増やす」というキーワードでwebアプリの
開発を始めました。スキマ時間で。
人が人を想う時間が増えれば答えは収束されて境界は溶けていくと思ったんだね。

5-6月
何やってたか良く覚えていないがWebアプリは作ってたっぽい。
それで生まれたのがcocoole
画像で他人を紹介するアプリです。

似合う服を選んで贈るのはお金がかかるけど
画像ならタダに近いでしょう。 
「選ぶ」手間が相手を想う時間につながるかなぁと
思って設計・開発しました。
(デザインと収益化はサックリ落ちているので
そこの君、手伝ってくれてもいいよ。 笑)

7月
cocoole派生のcelebrを作ってました。
これはみんなでお祝い画像を投稿してmooのカードに
出力できるサービス。
琢さんの誕生日にブツが届くのが目標だったので
間に合わせるのに必死やったな。
(これもデザインと収益化はサックリ落ちているので
そこの君、手伝ってくれてもいいよ。 笑笑)

8月
石巻にボランティアへ行きました。
3日しか滞在しなかったけど楽しかったです。

9月
遅めの夏休み。 
可児の弘法窯さん、白川郷、十日町の「光の館」を巡る
アルプスの外側一周の旅。

10-11月
なにやってたっけね。 OIWAI AGITを試作してたな。

12月
何も作らずにひたすらインプット。
東京R不動産の「だから、僕らはこの働き方を選んだ
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
村式の住吉さんに対話とものづくりについてお伺いし
ご紹介いただいた「非常識経営の夜明け」を読む。

この3冊を一気に読んだら、自分が無意識に追ってた
「ジャムる」スタイルが見えてきた。

2012年は一緒に「ジャムる」仲間を集める。
気持ちよく「ジャムる」方法を紐解く。 そんな始まりになりそう。

2011年は2010年以前よりも、行動したり作ったりする機会に
恵まれた年になったけど来年はどうかな。

最後になりますが、
2011年中は大変お世話になりました。
2012年もよろしくお願いします。

石巻にて復興支援のお手伝い

8/8-10で石巻周辺にて復興支援のお手伝いをしてきました。
参加プログラムは「プロジェクト結」さんの「子供の日常支援 8期」

自分の子供が同じ目にあったら、周りの大人に支えてもらいたいという
思いから被災地の子供に寄与するプログラムを選びました。

プログラムの中では「ボランティア前の事前研修」
「現地での支援物資の回収・仕分け作業」、「子供の放課後遊び場支援」
の3つを実施しました。

ボランティア前の事前研修は、ボランティアする側が心身のコントロールを
失わないためのトレーニングから始まり、
現地で一緒に活動する仲間とのチームワークを高める作業をして
終わりました。
衝撃的なモノコトに触れてしまうと、被災地に心を置いてきて
仕事や生活が手につかなくなってしまうことがあるそうで、
それを軽減するための技法を体得します。

8期メンバーは社会人・学生の混成で20名程度。
協力して支援物資の回収・仕分けを行いました。
需要以上に届いた支援物資を回収し、仕分けをしておくことで
必要なタイミングで必要な量を供給できるようになります。

昼間は重労働もありますが、夜はワイワイとみんなで自炊。
(料理が得意なメンバーがたくさんいてラッキーでした。)

ちょうどこの時期は、避難所から仮設住宅への移行期で
プロジェクトも今までの避難所の学校の遊び場を閉じ
仮設住宅団地内への遊び場の新設を推進していたため
仕分けが中心になりましたが
私も半日は私も子供と遊ぶことができました。

時間を割いて被災地の子供と遊ぶことに明確な効果や
メリットがあるか分かりませんが、この取り組みが大人たちの手で
タスキリレーのようにずっと続けられたら素敵だなぁと思いました。

畑のおうち食堂

5/7に房総Farm Campusでおうち食堂を実施しました。

東京からは私達家族三人と、りなちゃんとまりえちゃんの5名。
いすみからは友美さん家族三人で計8名。
直前のアナウンスにしては結構集まったなぁという感じです。

この日の献立は焼肉とレタス。
事前に何が美味しそうか畑の状況を下調べしていたので
レタスをサンチュ代わりにして肉と一緒に食べよう!
と企てていました。ひっひっひ。

まずはサラダセットを収穫。 工藤さんの力作です。
色々な種類の野菜を混在させて育てることで
お互いに虫が寄り付きにくくなるそうです。

収穫したお野菜をみんなで洗います。

洗ったお野菜は焼肉とあえていただきました。

「畑のおうち食堂」はFarmCampusの会員になってから、
ずっとやりたかったのでようやく、、、といった感じです。

「おうち食堂」は「みんなで作ってみんなで食べてみんなで片付け」が
基本の考え方なのですが、ここに「みんなで収穫」も加えると
とっても素敵なのではないか?と。

また畑でおうち食堂は実施すると思いますので
参加希望の方はメールください。

震災後 初のFarm訪問

震災後、ガソリンが出回ってきたので4/2-3で
房総FarmCampusに行ってきました

今回はいんげん、モロッコいんげん、コーンの種まきと
茎ブロッコリー、からし菜、菜花、ホウレンソウ、水菜、ラディッシュの
収穫を行いました。
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ビーチクリーン組と合流して麦踏。
風が強くて寒かったけど、結構な労働で体もポカポカ。

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地震やら放射能やらで心がゆれている時は、土と遊ぶに限るなぁ、
と思う日曜日でした。

ちなみに4月にファームに行く会員さんは茎ブロッコリーと
菜花の収穫がマストです。 どんどんとらないと美味しくなくなっちゃんだって。
とりあえず行ったら工藤さんと少し話しましょう。
色々教えてくれます。

あと私が作ったFarmの作付計画(とりあえず4-6月)もご覧ください。
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また非会員の方も、4月中にお越しの際は麦畑を踏んでいってください。
踏んだほうが根がしっかりしていい麦になるんですが、、、
えらい広くてまだ1/3ぐらいしか終ってないんだよね。

いよいよ答えの無い時代に

原発からの放射能漏れが止まらない最中、
放射能の影響を受けやすい子供達を退避させるべきとの
見解が出ています。

うちもチビは小さいのでどうしようか考えましたが、
まだ東京に残ると決めました。
東京の放射線量が世界平均0.27μ/hに近づいたら撤退準備をします。

福島の子供達は「私の基準」では絶対に撤退したほうが良いです。
せめて放射能の流出が止まって放射性ヨウ素が減少するまでは。

私が東京に残る理由のひとつは人の縁です。
ここ2年ぐらいで本当に素敵な人たちにたくさん会えたので離れがたい。
もうひとつの理由は、この局面は誰かによって
もたらされたものではなく私も関わっているためです。

まったく電気を使っていなかったのならまだしも、
散々お世話になって、毒になったら目のカタキってのは虫が良すぎる。
そんなに都合よく危機を分離していたら、必ずまた繰り返す。
「あれは東電が悪い。東電が汚した」と思っている人は
当事者になりえず、よって主体的な解決も思いつかないでしょう。

寿命が3割ぐらい縮む程度の毒までならば、しっかり飲み干し
世界の運命を変えられるだけの力を得ようと思います。

土に根を下ろし 風と共に生きよう、ですね。
(今のところは、ね。)

DoMadoと#arigato Market

昨年、秋口から始めた強みをシェアするFacebookアプリ「OYSTER/QUTE」に続き
地域の活動をフォトログという形でWindowsデスクトップ上で
スライドショー再生してファンとの距離を縮める「DoMado」
Twitter上でハッシュタグ#arigatoをひたすら集め続け
検索できるようにしたプログラム 「#arigato Market」
公開しました。

Facebook, Google Gadget, Twitterとプラットフォームはバラバラだし
なんだか統一感ないなぁと思いつつも
「人に根ざす」を大切にしているつもりです。

#arigato Marketは「具体的なありがとう」を公開し集積することで
ありがとうを贈った相手の履歴書、ポートフォリオを
作ることができるのでは?という
問いからスタートしています。

みんな、どう育っていくか分かりませんが
人と人、人と環境の間を温められる仕組みにできればいいかな。